つくば遠足
ゴールデンウィーク前の平日、友人のO画伯(イラストレーター)が、地元つくばを自称・怖ろしい運転で案内してくれた。つくばへはTX(つくばエクスプレス)で秋葉原から最速45分。意外と近い。
まずはJAXA(宇宙航空研究開発機構)の筑波宇宙センターへ。
ロケットや人工衛星の実物が展示されていてかっこいい! 入口でかっこいい記念写真も撮れる!
トイレのサインもかっこいい!
JAXAの研修らしき人々の後をついていって勝手に解説を聞く。が、内容が難しくてさっぱり頭に入らない。とりあえず、TVドラマ『下町ロケット』にも登場したというロケットエンジンを撮影。
JAXAの展示を理解するのはまたの機会にしよう。展示館は無料。無料の展示館ガイド(原則1日5回)、予約制の施設見学ツアー(500円)もある。
早めのランチはガレットやさんへ。おいしーい。O画伯いわく「東京で食べるガレットよりおいしい」。でも、つくばって物価が高いよね。ガレット+デザート+ドリンクで1,600円〜。
ちなみに、つくばの飲食店はたいてい一皿の量が多い。このガレットもかなりボリュームがある。
次はO画伯が気になっているという「つくば牡丹園」。道中に看板が出ていないので不安に思いながらたどり着くと…
「PEONY GARDEN TOKYO IN TSUKUBA」と改名されていた。…え? TSUKUBAはTOKYOじゃないよ? しかも入園料1,000円。
せっかく来たしね、と入ってみると…牡丹も芍薬もあまり咲いてない…。咲いている花はとてもキレイなんだが…。
日本庭園でもないし、イングリッシュガーデンでもないし、薬草園もあるし、うーん、いったい何を目指しているのだろうか? 1,000円は高いのではないか? シーズンパス1,800円はお得なのか? と、さまざまな疑問を抱く我々であった。
というわけで、牡丹園がやや消化不良な感じだったので、ちょっと遠いから行けないかもと言っていた平沢官衙(かんが)遺跡へ行くことにした。
途中、筑波大学のサザコーヒーでひと休み。
店内から眺めるキャンパスは、O画伯いわく「カリフォルニアみたい」。学生たちが次の講義へと自転車をかっ飛ばす光景を眺めながら、ひたちなかが誇るサザコーヒーを堪能。ただ、学生には値段が高いらしく、平日の日中とはいえガラガラであった。
日も傾いてきたので、O画伯いわく「軽井沢みたいな」並木道を通って平沢官衙遺跡を目指す。
官衙って何かと思ったら、千年前のつくばを統治した役所跡なのね。水を張ったばかりの田んぼを目の前に、筑波山をバックに堂々たるお姿。素晴らしい! なのに我々以外は誰もいない。のんびりできておすすめです。
つくばは強風(筑波おろし)が吹くので、気候が厳しいと言われるけれど、お米はおいしいし(北条米)、野菜はおいしいし(つくば駅でも買える)、よいところである。TX開通のおかげで夜も真っ暗闇じゃなくなったし。
せっかくだから晩ごはんも食べようということで、おいしいイタリアンに連れて行ってもらう。
ワイン飲んじゃうと帰るのが面倒になるね。でも、また来ようっと。
つくばメモ
・秋葉原〜つくばはつくばエクスプレスの快速で45分。片道1,183円(IC利用)。東京メトロ千代田線・日比谷線からは北千住で乗り換えると便利。
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