ユーミンの罪/酒井順子

昨年11月初版の新書で、
現在5刷、5万部も売れているらしい。

バブル世代には、タイトルからして
ああなるほどね!とうなずくに違いなく、
章立てはユーミンのアルバムごとになっている。

第1章「ひこうき雲」の見出しは
「軽やかでお洒落な『死』」。

ユーミンに対しては、
「いい夢を見させてもらった」という気持ちと、
「あんな夢さえ見なければ」という気持ちが
入り交じる感覚、と酒井さんは分析する。

うひゃーーー!

いまだ独身でチャラけているせいか
身につまされることこの上なく、
それにしても酒井順子さんの安定感はすごいぜ!
と感服した次第。

Q健康って?/よしもとばなな

ここ数年、代替医療の記事に関わる機会が多い。
でも、私自身がおおむね健康体で
健康について深く考えてこなかったので、
どのような視点で「健康」をとらえればよいのか
いまいちつかみきれずに逡巡している。

柔軟な知性をお持ちであろう
よしもとばななさんはどう考えているのか
興味を引かれて読んでみた。

本の構成は、チネイザン、ホメオパシー、
パナシア、ロルフィング、
それぞれの第一人者へのインタビューと
ばななさんの友人のがん患者の闘病記。

全体的なメッセージは共感できるのだけれど
惜しいのはインタビューの部分で、
おそらく録音をほぼそのまま文字にしているので
読みにくいことこの上ない。

私を含めごく一般の人が「理解しづらい」分野に
せっかく切り込んでいるのだから、
丁寧に翻訳してあげればもっと伝わるのに…。
こういうやり方もあるのかな。
うーん、でも、やっぱり惜しい。

生ビールおかわり!と言えないもどかしさ

昨夜、飲みに行った近所の焼き鳥屋さんは
iPadでオーダーする方式。
(はじっこの席なので壁かけ)

でも、席に着くなり画面がずっと「準備中」だったり
入力した料理が出てこなかったり。

結局、店員さんを呼ぶことになるのだが、
「オーダーしたいお客に気づく」は
彼らの仕事に含まれていないため、
狭い店なのになかなか気づいてもらえない。

紙のメニューもテーブルにあるから
生ビールひとつ!と言いたいところを
なんでこんな面倒な操作をしなきゃならないのか
だんだんイラッとしてくるのだった。

でも料理はおいしかったし
今月は中生190円だし
酔った頭で割り算しなくていいから
今日のところは良しとします。