指なし手袋、プロの仕事!

ひーちゃんの指なし手袋01
手芸部

春らしい陽気になってきた今週。手仕事方面のプロフェッショナルであり(ちょっと表現まちがってるけど許して)、ひとり手芸部の同志でもある友人からレターパックが届いた。

ひーちゃんのペコちゃん

ペコちゃんのカードはたぶん本人画(お上手!)。くまちゃんの包装紙に包まれていたのは……

 

手編みの指なし手袋!!!

ひーちゃんの指なし手袋02

なんとシックなモーブとモスグリーンの組み合わせ。この白はグレージュかな? 模様はもみの木かな? すーてーきーーー。余り毛糸で指なし手袋を量産しているらしいことは、SNSの投稿で知っていたものの、私にも編んでくれたとは。しかも絶対に余り毛糸じゃないよね、これは。

 

さっそく嵌めてみるとぴったり。あったかいよーー。

ひーちゃんの指なし手袋03

編み込みだから裏側に糸が渡っている分、二重になっていてさらにあたたかい。いまの住まいはすぐ下が駐車場で底冷えするのだが、暖房をかけすぎると頭がボーッとして原稿が書けないので、指なし手袋は冬の仕事の必需品。末端冷え症の方にはおすすめです。というわけで、今日も外はあたたかいけれど、さっそく装備して仕事に励んでいる。

 

無粋を承知で解説すると、ハイゲージで(糸が細いってことね)、編み込みで、編み込みの一部は2本どりで、すごい手間がかかっていることがわかる。1本どりの編み込みでも均一に編むのは難しいのに、2本どりの糸がぜんぜんつれていなくて、さすがプロの仕事だなあ。あ、よく見ると2本どりじゃなくて3本どりだ! モスグリーン2本と白1本。だから微妙な色合いに見えるんだね。

さらに、編み始めは一目ゴム編みの作り目、編み終わりは一目ゴム編み止め。ひと手間かかるけれど、仕上がりが美しくなる。そして、親指の付け根のところにすき間がない! ここは気をつけていても穴が開きがちなんだよね。私の手袋はどれも大穴が開いてます……。

ひーちゃんの指なし手袋05

 

以上、解説終わり。

 

手づくりのものを身につけることは、作ってくれたその時間を共有するようで、うれしいのはもちろん、しみじみするね(←茨城弁)。

不思議なことに、先日ゲットした織りのラリエットと相性ばっちり。外出する機会が少なくてほとんど着ていない今年製作のセーターに合わせてみたよ。今度の冬はこのコーディネートで出かけよう。

ひーちゃんの指なし手袋06

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さとまる

トラベルライター&エディター。
1965年生まれ、東京在住。
出版社勤務ののち独立して、Sawa-Sawaの屋号で旅行メディアの仕事をしています。

旅行はいつどこへ誰と行っても楽しく、弾丸よりも長く行きたい派。とくに東南アジアや沖縄の高温多湿な気候とボーダーレスな雰囲気が好きです。温泉&ビール付き日帰りハイキングもお気に入り。

2019年4月にブログをリニューアルしました。ときどき覗いてみてくださいね。
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