指なし手袋、プロの仕事!
春らしい陽気になってきた今週。手仕事方面のプロフェッショナルであり(ちょっと表現まちがってるけど許して)、ひとり手芸部の同志でもある友人からレターパックが届いた。
ペコちゃんのカードはたぶん本人画(お上手!)。くまちゃんの包装紙に包まれていたのは……
手編みの指なし手袋!!!
なんとシックなモーブとモスグリーンの組み合わせ。この白はグレージュかな? 模様はもみの木かな? すーてーきーーー。余り毛糸で指なし手袋を量産しているらしいことは、SNSの投稿で知っていたものの、私にも編んでくれたとは。しかも絶対に余り毛糸じゃないよね、これは。
さっそく嵌めてみるとぴったり。あったかいよーー。
編み込みだから裏側に糸が渡っている分、二重になっていてさらにあたたかい。いまの住まいはすぐ下が駐車場で底冷えするのだが、暖房をかけすぎると頭がボーッとして原稿が書けないので、指なし手袋は冬の仕事の必需品。末端冷え症の方にはおすすめです。というわけで、今日も外はあたたかいけれど、さっそく装備して仕事に励んでいる。
無粋を承知で解説すると、ハイゲージで(糸が細いってことね)、編み込みで、編み込みの一部は2本どりで、すごい手間がかかっていることがわかる。1本どりの編み込みでも均一に編むのは難しいのに、2本どりの糸がぜんぜんつれていなくて、さすがプロの仕事だなあ。あ、よく見ると2本どりじゃなくて3本どりだ! モスグリーン2本と白1本。だから微妙な色合いに見えるんだね。
さらに、編み始めは一目ゴム編みの作り目、編み終わりは一目ゴム編み止め。ひと手間かかるけれど、仕上がりが美しくなる。そして、親指の付け根のところにすき間がない! ここは気をつけていても穴が開きがちなんだよね。私の手袋はどれも大穴が開いてます……。
以上、解説終わり。
手づくりのものを身につけることは、作ってくれたその時間を共有するようで、うれしいのはもちろん、しみじみするね(←茨城弁)。
不思議なことに、先日ゲットした織りのラリエットと相性ばっちり。外出する機会が少なくてほとんど着ていない今年製作のセーターに合わせてみたよ。今度の冬はこのコーディネートで出かけよう。
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