佐野洋子対談集 人生のきほん/西原理恵子、リリー・フランキー

あ、これ読みたかったんだった
と図書館で見つけて借りた。

西原さんとの対談は2007年、
リリーさんとの対談は2009年で、
2010年に佐野さんは亡くなっている。

何がおもしろいって
佐野さんのインタビュー力が素晴らしく、
西原さんもリリーさんも
しゃべらされちゃってるのだ。

写真もたくさん入っているし
(撮影は知り合いの方でした)
3人の絵もとてもいい。

ただ、佐野さんは終始一貫して
女性は子どもを生むべき、と言うけれど
(思い通りにいかないことを思い知るから)
子を持たずにやってきた私としては
それはちょっと違うかもよ、と思っている。

美しい子ども/松家仁之編

ジュンパ・ラヒリやアリス・マンロー。
さまざまな背景を持つ
現代の小説家11人の
短編を集めたアンソロジー。

知らない場所の、知らない境遇の人たちの
生きざまと心を覗き見るようで、
短編っておもしろいなあ、とつくづく思う。

日常の風景を切り取った話が多いなか、
本書のタイトルになっている
ディミトリ・フェルフルストの「美しい子ども」、
ネイサン・イングランダーの
「若い寡婦たちには果物をただで」など
心に突き刺さる衝撃の物語もある。

短編のつづきのような
編者のあとがきもよかった。