ごはんぐるり/西加奈子

このところ資料読みが続いていたので
なにか軽〜く読みたく。

西さんのビール愛&居酒屋愛に共感。
読んだ後、ビール買いに行きました。

あと、ツッコミとかオチとかが
大阪弁なのはズルいなあ。
予期しないところに来るものだから
つい笑ってしまうでないの。

熊本地震での憤りと嬉しかったこと

先週の13日(水)〜16日(土)、
取材で長崎〜佐賀〜福岡に滞在していて
熊本地震に遭遇した。
以下、自分のメモとして記します。

最初の地震があった14日(木)の21時半頃は
唐津の居酒屋でカメラマンさんと夕食中だった。
地震速報では震度4だったけれど
それほどの揺れには感じなくて、
熊本の震度7は誤報ではないかと思ったほど。

その夜は、知らない土地で少しでも状況を把握したく
遅くまでNHKの速報を見ていた。
翌日に取材する唐津と福岡も気になるけれど、
翌週(つまり今週)は鹿児島取材の予定があって
鹿児島の震度も気になっていた。

でも、鹿児島の震度が出ない。
テレビの画面から切れているのだ。
こんなに大きな地震なのに
鹿児島が揺れないわけないんじゃない?
と疑問に思いつつ寝落ち。

翌16日(金)、九州北部は平常通りの生活と聞いて
取材は予定通りに続行し、夕方に終了した。
大分在住のカメラマンさんは車で帰宅し、
私はプライベートで壱岐に行く予定だったので
博多港の近くの古いホテルへ。
(天神や博多駅のホテルは
外国人観光客の急増で予約できず)

そして、日付が変わった1時半頃に本震。
その後、地震速報のアラームは鳴り続けるし、
断続的に揺れるしで、ほとんど眠れず、
壱岐に行くのはとりやめることにした。
沿岸部で津波が心配というのもあった。

このときも鹿児島の震度は
NHKの地震速報には出なかった。
でも、あとから検索したところ
もちろん鹿児島も揺れていた。

日本気象協会の地震情報
4月14日 21時 26分
4月16日 1時25分
同日 1時45分

なにこれーー。不気味!!
しかも最初の地震で薩摩川内市は震度4…。

 

一方で、嬉しかったこともあった。
なるべく早く東京に帰りたかったけれど、
私の航空券はANAの早割28で予約の変更ができない。
非常時といっても振替の優先順位は低いはずだ。

ダメもとで早朝からANAに電話し続け、
でもぜんぜんつながらなくて、
とりあえず空港に行こうと思い
博多港からバスと地下鉄を乗り継いだ。

車中でふと気づいて、ANAのサイトを見たら
なんと! 九州発着便はすべて、22日まで
オンラインで無料変更ができるようになっていた。
福岡空港に着いたときに、ほっとしたこと!

しかも、元の便の2次元バーコードで
保安検査場を通って搭乗できる。
ANAすばらしいーー。
16日(土)の朝、東京に帰ろうと決めて、
お昼前にはもう羽田に着いてしまった。

 

最後になりましたが
被災された皆様にお見舞い申し上げます。

私なんてたった一晩でぐったり疲れたのに、
いつまで余震が続くかわからず
不安な日々を過ごさなければならないなんて
本当に胸が塞がれる。
一日も早く事態が収束することを願っています。

ヤン・リーピンの『シャングリラ』とミャオ族の刺繍

中国雲南省に暮らす少数民族のひとつ、
ペー族の出身である舞踏家、ヤン・リーピン。
彼女が芸術監督を務める『シャングリラ
チケットをいただくという幸運があった。
きゃーー。

 

どの歌舞も素晴らしく、衣裳も華やかで
(ライターなのに語彙が貧困で恐縮です)
明るくおおらかなエロスと
プリミティブなパワーに圧倒された。

とくに、数十人の若い女性による
「花腰歌舞」という群舞が
めっちゃかわいい!

楽しく歌い踊っているように見えて
歌が三拍子、ステップが二拍子、
ハンドクラップが一拍子と
ものすごく難しい民族舞踊なんだって。

そして、ヤン・リーピンの踊りは圧巻。
「月光」「孔雀の精霊」…う、美しい!
ヤン・リーピンさん、なんと58歳で
『シャングリラ』はこの日本公演が最後だそう。

 

感動と花粉症でぼーっとしつつも
この後、友人が教えてくれた展示
「ミャオ族の刺繍とデザイン」へ。

いったいどうなってんの?
というぐらい細かくて手が込んでいる。

刺繍もすごいけど、ろうけつ染めも素敵。
こういうジャケットほしいなあ。

 

中国の雲南省から貴州省へ
都内でバーチャルトリップ。
たくさんの美しいものを堪能しました。