『戦争するってどんなこと?』C・ダグラス・ラミス

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本ときどき映画

沖縄の佐喜眞美術館
何冊か入手した本の一冊。

『戦争するってどんなこと?』書影

著者は元海兵隊員で
私の母校で教えていた政治学者。
私は講義を受けたことがないのだが、
かなり左寄りの先生という噂だった。

でも、本書は右とか左とかじゃなく
とてもフラットに語られているように思う。

戦争とはどんなことをするのか?
日本が戦争できる国になったらどうなるか?
非暴力抵抗で国が守れるか?

いくつかのシンプルな問いを立てて
中学生向けに説明しているので、
むだな言葉あそびがいっさいなく
すっきりとわかりやすい。

今年7月発行で
自民党政府が「解釈改憲」を実行する
可能性をふまえて書かれているから、
現実にどう向かえばよいか
考えるヒントにもなりそうだ。

 

■『戦争するってどんなこと?』
C・ダグラス・ラミス 著

『戦争するってどんなこと?』書影

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さとまる

トラベルライター&エディター。
1965年生まれ、東京在住。
出版社勤務ののち独立して、Sawa-Sawaの屋号で旅行メディアの仕事をしています。

旅行はいつどこへ誰と行っても楽しく、弾丸よりも長く行きたい派。とくに東南アジアや沖縄の高温多湿な気候とボーダーレスな雰囲気が好きです。温泉&ビール付き日帰りハイキングもお気に入り。

2019年4月にブログをリニューアルしました。ときどき覗いてみてくださいね。
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