『戦争するってどんなこと?』C・ダグラス・ラミス
本ときどき映画
沖縄の佐喜眞美術館で
何冊か入手した本の一冊。
著者は元海兵隊員で
私の母校で教えていた政治学者。
私は講義を受けたことがないのだが、
かなり左寄りの先生という噂だった。
でも、本書は右とか左とかじゃなく
とてもフラットに語られているように思う。
戦争とはどんなことをするのか?
日本が戦争できる国になったらどうなるか?
非暴力抵抗で国が守れるか?
いくつかのシンプルな問いを立てて
中学生向けに説明しているので、
むだな言葉あそびがいっさいなく
すっきりとわかりやすい。
今年7月発行で
自民党政府が「解釈改憲」を実行する
可能性をふまえて書かれているから、
現実にどう向かえばよいか
考えるヒントにもなりそうだ。
■『戦争するってどんなこと?』
C・ダグラス・ラミス 著
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