『誰がアパレルを殺すのか』杉原淳一、染原睦美
本ときどき映画
近所の書店に涼みに行ったら
2カ所で平積みになっていた。
パラパラ読んでみて
おもしろそうなので購入。
ここ数年、
めっきり服を買わなくなった。
セレクトショップや
古着屋で探すのは楽しいけれど、
服がほしいときに
そんな時間があるとは限らない。
駅ビルをぐるぐる歩いても
ショッピングモールを覗いても
同じような服ばかりで、
結局、買わずに帰ってくる。
勤め人じゃないから
それほど必要に迫られてないし、
ま、いっか、と放置していたのが
この本を読んで腑に落ちた。
そういう仕組みだったのか〜。
個人的に再認識したのは
ITは手段であるということ。
英語みたいなもんかな。
頭ではわかっていたつもりでも
多様な事例を読み比べると
なるほどそうか、
そうだよね、と納得。
著者は最後に、
「アパレル業界が内包する問題は
多くの日本企業に共通する」
と書いている。
はい、おっしゃる通りですね。
■『誰がアパレルを殺すのか』
杉原淳一、染原睦美 著(日経BP社)
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