『ユーミンの罪』酒井順子
本ときどき映画
昨年11月初版の新書で、
現在5刷、5万部も売れているらしい。
バブル世代には、タイトルからして
ああなるほどね!とうなずくに違いなく、
章立てはユーミンのアルバムごとになっている。
第1章「ひこうき雲」の見出しは
「軽やかでお洒落な『死』」。
ユーミンに対しては、
「いい夢を見させてもらった」という気持ちと、
「あんな夢さえ見なければ」という気持ちが
入り交じる感覚、と酒井さんは分析する。
うひゃーーー!
いまだ独身でチャラけているせいか
身につまされることこの上なく、
それにしても酒井順子さんの安定感はすごいぜ!
と感服した次第。
■『ユーミンの罪』
酒井順子 著(講談社現代新書)
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