『風の中のマリア』百田尚樹
本ときどき映画
同じ著者の『永遠の0(ゼロ)』と一緒に借りた本。
同じく命をテーマにした小説なので
いいセット読みになった。
日本に棲むオオスズメバチの話なのだが、
ふだん虫に積極的興味がないので
こんな世界があるのか~と驚く。
ファンタジックで壮大な雰囲気は
洋風のネーミングも効いていると思う。
なんたって
“ヴェスパ・マンダリニア(オオスズメバチの学名)の
ワーカーのマリア”なのだ。
これが
“オオスズメバチの働きバチの花子”
だったら、一挙にスケールダウンしそう。
■『風の中のマリア』
百田尚樹 著(講談社文庫)
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