濃すぎるイベント「火焔×五輪」

縄文研究の第一人者、小林達雄先生が
お話しされるイベントを見つけたので、
昨日、津田塾大学の千駄ヶ谷キャンパスへ
ふらっと行ってきた。

 

イベントのタイトルは「火焔×五輪」。
渡されたパンフレットによると
副題に「2020年東京オリンピック・
パラリンピックに向けて縄文文化発信」とある。
なんのこっちゃ??

 

エントランスでは6体の土器が
ガラスケースに展示されていた。
おお本物! かっこいい!

これは吉野屋遺跡(三条市)の火焔型土器。

 

イベントを主催する信濃川火焔街道連携協議会は
火焔型土器を聖火台にとアピール中で、
共催の津田塾大学は、千駄ヶ谷キャンパスが
東京オリパラのメイン会場に
いちばん近いキャンパスということで
学生によるプロジェクトが進行しているらしい。

火焔と五輪、なるほど。

 

それはさておき、大教室で開かれた
4時間にわたるイベントは内容が濃く、
面白くて席も立たずに聴き入った。

学生プロジェクト「梅五輪」のプレゼン、
小林達雄さんと土井善晴さんのトークショー、
チェロ奏者の斎藤孝太郎さんによるライブ、
津南町長と遺跡発掘のプロフェッショナルの
女性3名による「地域資源としての縄文」鼎談。

 

とくに感動したのがライブで、
縄文土器や土偶の文様を
五線紙に置き換えてチェロで演奏…
と、言葉ではぜんぜん伝わらないけれど
まあ素晴らしいライブだった。
ぜひCD化してほしい。

 

松浦武四郎展@静嘉堂文庫美術館

江戸時代末期に幾度も蝦夷へ渡り、
アイヌの貴重な記録を残し、
「北海道」の名付け親でもある
松浦武四郎の生誕200年記念展へ。

会場の静嘉堂文庫美術館は
世田谷・岡本の民家園の隣。

 

門をくぐって小川を渡り、
坂道を上っていくと
高台に2つの建物が立っている。

 

右が静嘉堂文庫、左が美術館。

 

伊勢出身の松浦武四郎は
旅行家で冒険家、つまり放浪癖があり、
かつ記録魔でコレクターだった。

展示品のほとんどは
武四郎が収集した古物。
古墳時代の鈴やら鎌倉時代の仏像やらが
詳しい説明書きとともに
几帳面に整理されている。

そして、それらの収集品に囲まれた
自身の涅槃図も展示されていた。
(河鍋暁斎作、複製)
大好きな古物に囲まれたオレの涅槃図…
うーん、やっぱり変わっているなあ。

 

個人的に見ごたえがあったのは、
伊能忠敬に測量を教わって作った
びっしりと地名が書かれた北海道の地図と
縄文時代や古墳時代の
めのうや水晶で作られた首飾り。

首飾りはお気に入りだったらしく、
肖像写真では首に巻いている。
(涅槃図でも首に巻いていた。)

 

松浦武四郎の偉大な変人ぶりを
たっぷりと堪能しました。

Webマガジン「safar」はじめました

今年の猛暑の間、WordPressと格闘して
10月10日にWebマガジンを立ち上げました。
「safar(サファル)」といいます。

旅を軸にさまざまなストーリーを紹介し、
ゆるゆると更新してまいります。

safarの製作中にサーバをいじっていて
当サイトの設定に余計なことをしたらしく、
画像が表示されなくなってしまったため
しばらくブログを休止していました。

そのため告知が今頃になってしまいましたが、
どうぞよろしくお願いいたします。