タイ国王のこと

アユタヤ
その他

初めてタイへ行ったのは25年前。

ドンムアン空港から
真っ暗なガタガタ道を走って
バンコク市内に着くと、
薄暗い街に裸電球を下げた屋台が
あちこちで賑わっていて興奮した。

印象に残ったのは
ホテルにも食堂にも民家にも
国王の写真や肖像画が飾られていたこと。
日本の御真影みたいなものかな?
と想像していたら、どうも違った。

タイの人たちは王様が大好きで
心から尊敬しているようなのだ。
そう聞いてびっくりして
タイっていいなあ、と思った。

 

その後もタイを訪れるたびに
プミポン国王の業績や人柄を称える話や
ここ数年は病状を心配する声を
あちこちで耳にすることになった。

私がのほほんとタイを旅行したり
楽しく取材したりできるのも
そんな国王の存在のおかげだと思っている。

感謝とともにご冥福をお祈りします。
これからもタイの人たちの心が
平穏でありますように。

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。

さとまる

トラベルライター&エディター。
1965年生まれ、東京在住。
出版社勤務ののち独立して、Sawa-Sawaの屋号で旅行メディアの仕事をしています。

旅行はいつどこへ誰と行っても楽しく、弾丸よりも長く行きたい派。とくに東南アジアや沖縄の高温多湿な気候とボーダーレスな雰囲気が好きです。温泉&ビール付き日帰りハイキングもお気に入り。

2019年4月にブログをリニューアルしました。ときどき覗いてみてくださいね。
about