雨の日のICU
東京散歩
昨日は国際基督教大学の大学祭へ。
雨なのにけっこうな人出。
おいしそうな模擬店を横目に
敷地のはずれにある泰山荘へ向かう。
泰山荘は6つの歴史的建造物の総称で
野川沿いの森の中にある。
偉人だけど変人であっただろう
江戸時代の旅行家、松浦武四郎が
全国から古材を集めて建てた
一畳敷の高風居がここにあるのだ。
ふだんは高風居だけ非公開なのだが、
一年に一度、大学祭の2日間だけ
学生さんの案内で見学できる。
楽しみーー。
タケノコとるなの看板がいっぱい。
そりゃとりたくなるよね。
着いた!
ところが!
高風居は崖下にあって
雨の日は滑って危ないから
見学ツアーは中止だという。
え〜わざわざ来たのに〜。
学生さんたちも平謝りだけど…
中止の連絡くれないのかい(笑)
でも、お庭はとても美しく
雨にぬれた緑がきれい。
どんぐりがいっぱい落ちていた。
高風居へのアプローチ。
確かに滑りそうな予感…。
見学ツアーの代わりに
スライドで説明してくれるというので
湯浅八郎記念館とかいう建物へ移動。
ICU広いなあ。
歩く歩く。
湯浅八郎記念館では
「縞と格子」をテーマにした
昔の着物や浮世絵の企画展を開催中で、
ここでも学生さんが案内してくれた。
ICUの初代学長だった湯浅八郎さんは
民芸品の収集家でもあったらしく、
素敵なやきものや箪笥なども常設展示。
さらに、ICUの敷地で出土した
縄文遺跡の常設展示もあって、
ついでに来たのにおもしろくて
じっくり見入ってしまう。
いろいろ見た後は
カフェテリアでまったり。
330円の酢豚がうまい。
なんだかいい時間を過ごしました。
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