ヤン・リーピンの『シャングリラ』とミャオ族の刺繍
東京散歩
中国雲南省に暮らす少数民族のひとつ、
ペー族の出身である舞踏家、ヤン・リーピン。
彼女が芸術監督を務める『シャングリラ』の
チケットをいただくという幸運があった。
きゃーー。
どの歌舞も素晴らしく、衣裳も華やかで
(ライターなのに語彙が貧困で恐縮です)
明るくおおらかなエロスと
プリミティブなパワーに圧倒された。
とくに、数十人の若い女性による
「花腰歌舞」という群舞が
めっちゃかわいい!
楽しく歌い踊っているように見えて
歌が三拍子、ステップが二拍子、
ハンドクラップが一拍子と
ものすごく難しい民族舞踊なんだって。
そして、ヤン・リーピンの踊りは圧巻。
「月光」「孔雀の精霊」…う、美しい!
ヤン・リーピンさん、なんと58歳で
『シャングリラ』はこの日本公演が最後だそう。
感動と花粉症でぼーっとしつつも
この後、友人が教えてくれた展示
「ミャオ族の刺繍とデザイン」へ。
いったいどうなってんの?
というぐらい細かくて手が込んでいる。
刺繍もすごいけど、ろうけつ染めも素敵。
こういうジャケットほしいなあ。
中国の雲南省から貴州省へ
都内でバーチャルトリップ。
たくさんの美しいものを堪能しました。
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