『私が語りはじめた彼は』三浦しをん
本ときどき映画
ひっさしぶりに上げるな、このカテゴリー。
ハワイで仕事ご一緒したコーディネーターのまやさんに、
「ねもとさ~ん、ブログ見ましたよ~。
『バッテリー』再読しちゃった!」
と言われ、思い出して上げてみました。
三浦しをんさんの小説とは、
ときたま書評を書かせてもらっている(エラそうだー)
雑誌「うかたま」の仕事で出会った。
「神去(かむさり)なあなあ日常」だった。
これがとてもおもしろかったので、その後、
「風が強く吹いている」と
「まほろ駅前多田便利軒」を読んでみた。
うんうん、爽やかでおもしろい。
でも、その流れで買ったこいつは、ちょっと違った。
三浦しをんさん、深くて、うまいなあ。
恋はだらしなくて、かっこわるくて、
なにもかも見失ってしまう。
ってことがよくわかる。
■『私が語りはじめた彼は』
三浦しをん 著(新潮文庫)
■『神去なあなあ日常』
三浦しをん 著(徳間書店)
■『風が強く吹いている』
三浦しをん(新潮文庫)
■『まほろ駅前多田便利軒』
三浦しをん 著(文春文庫)
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