『スリーピング・ブッダ』早見和真

本イメージ
本ときどき映画

表紙がポップなので
「ファンシィダンス」みたいな話?(懐かしいね)
と思ったら、ちょっと違った。

『スリーピング・ブッダ』書影

軽ーく書かれているけれど
宗教とはなんぞや? という
壮大かつ超シリアスなテーマ。
まあ、タイトルも「涅槃仏」だし。

家の近所だけでもたくさんのお寺があるのに
檀家じゃなければ関わりが持てない。
日常の悩みへのヒントとか、災害時の心のケアとか、
宗教家ができることってたくさんありそうだけど。

タイやラオスやミャンマーのお寺みたいに
日本のお寺も自由に出入りして心を落ち着けたり、
お坊さんと気軽に話したりできればいいのに。
と、つねづね感じていることが、本書にも書かれていた。

お坊さん萌えの方にもよろしいでしょう。

 

■『スリーピング・ブッダ』
早見和真 著(角川文庫)

『スリーピング・ブッダ』書影

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さとまる

トラベルライター&エディター。
1965年生まれ、東京在住。
出版社勤務ののち独立して、Sawa-Sawaの屋号で旅行メディアの仕事をしています。

旅行はいつどこへ誰と行っても楽しく、弾丸よりも長く行きたい派。とくに東南アジアや沖縄の高温多湿な気候とボーダーレスな雰囲気が好きです。温泉&ビール付き日帰りハイキングもお気に入り。

2019年4月にブログをリニューアルしました。ときどき覗いてみてくださいね。
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