『スリーピング・ブッダ』早見和真
本ときどき映画
表紙がポップなので
「ファンシィダンス」みたいな話?(懐かしいね)
と思ったら、ちょっと違った。
軽ーく書かれているけれど
宗教とはなんぞや? という
壮大かつ超シリアスなテーマ。
まあ、タイトルも「涅槃仏」だし。
家の近所だけでもたくさんのお寺があるのに
檀家じゃなければ関わりが持てない。
日常の悩みへのヒントとか、災害時の心のケアとか、
宗教家ができることってたくさんありそうだけど。
タイやラオスやミャンマーのお寺みたいに
日本のお寺も自由に出入りして心を落ち着けたり、
お坊さんと気軽に話したりできればいいのに。
と、つねづね感じていることが、本書にも書かれていた。
お坊さん萌えの方にもよろしいでしょう。
■『スリーピング・ブッダ』
早見和真 著(角川文庫)
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