『ユーミンの罪』酒井順子

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本ときどき映画

昨年11月初版の新書で、
現在5刷、5万部も売れているらしい。

『ユーミンの罪』書影

バブル世代には、タイトルからして
ああなるほどね!とうなずくに違いなく、
章立てはユーミンのアルバムごとになっている。

第1章「ひこうき雲」の見出しは
「軽やかでお洒落な『死』」。

ユーミンに対しては、
「いい夢を見させてもらった」という気持ちと、
「あんな夢さえ見なければ」という気持ちが
入り交じる感覚、と酒井さんは分析する。

うひゃーーー!

いまだ独身でチャラけているせいか
身につまされることこの上なく、
それにしても酒井順子さんの安定感はすごいぜ!
と感服した次第。

 

■『ユーミンの罪』
酒井順子 著(講談社現代新書)

『ユーミンの罪』書影

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さとまる

トラベルライター&エディター。
1965年生まれ、東京在住。
出版社勤務ののち独立して、Sawa-Sawaの屋号で旅行メディアの仕事をしています。

旅行はいつどこへ誰と行っても楽しく、弾丸よりも長く行きたい派。とくに東南アジアや沖縄の高温多湿な気候とボーダーレスな雰囲気が好きです。温泉&ビール付き日帰りハイキングもお気に入り。

2019年4月にブログをリニューアルしました。ときどき覗いてみてくださいね。
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