『新・観光立国論』デービッド・アトキンソン

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都内で旅行会社を経営する友人
Tさんからのおすすめ。

『新・観光立国論』書影

 

外国からの観光客を「短期移民」と捉え、
短期移民の人口をどんどん増やして
お金を落としてもらうのが
日本経済を立て直す有効な方法。
という内容で、おおむね賛同。

日本のアピールポイントが「おもてなし」
という点に違和感があるのにも賛同。
ついでに「クール・ジャパン」も恥ずかしいよね。
自分でクールとか言うのはやめてほしい。

 

ただ、ロジックは明快なのに、
「これまで申し上げてきたように」
「〜を否定しているわけではありません」
などの冗長表現が多いせいか
まどろっこしく感じてしまう。

もしかしたら
これまでけっこう日本で叩かれてきた結果、
こういう表現を選択しているのかな。
なんて。

 

■『新・観光立国論』
デービッド・アトキンソン 著(東洋経済新報社)

『新・観光立国論』書影

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さとまる

トラベルライター&エディター。
1965年生まれ、東京在住。
出版社勤務ののち独立して、Sawa-Sawaの屋号で旅行メディアの仕事をしています。

旅行はいつどこへ誰と行っても楽しく、弾丸よりも長く行きたい派。とくに東南アジアや沖縄の高温多湿な気候とボーダーレスな雰囲気が好きです。温泉&ビール付き日帰りハイキングもお気に入り。

2019年4月にブログをリニューアルしました。ときどき覗いてみてくださいね。
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