『新・観光立国論』デービッド・アトキンソン
本ときどき映画
都内で旅行会社を経営する友人
Tさんからのおすすめ。
外国からの観光客を「短期移民」と捉え、
短期移民の人口をどんどん増やして
お金を落としてもらうのが
日本経済を立て直す有効な方法。
という内容で、おおむね賛同。
日本のアピールポイントが「おもてなし」
という点に違和感があるのにも賛同。
ついでに「クール・ジャパン」も恥ずかしいよね。
自分でクールとか言うのはやめてほしい。
ただ、ロジックは明快なのに、
「これまで申し上げてきたように」
「〜を否定しているわけではありません」
などの冗長表現が多いせいか
まどろっこしく感じてしまう。
もしかしたら
これまでけっこう日本で叩かれてきた結果、
こういう表現を選択しているのかな。
なんて。
■『新・観光立国論』
デービッド・アトキンソン 著(東洋経済新報社)
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