『サバイバル登山家』服部文祥

本イメージ
本ときどき映画

少し前に読んだ借りものの本。

『サバイバル登山家』書影

タイトルは著者の造語で、
イワナを釣り、山菜を採りながらの
自給自足に近い山行を意味する。

まあ大変そうだけど(笑)
昔の人はこうやって山に入り、
暮らしの糧を得てきたのだろう。

 

偶然にもこの本を読んだ後、
アルパインクライマーの方に
インタビューする機会があった。
荷物を軽くし、環境に負荷をかけず、
人に頼らずに、自力で登るスタイルだ。

その方も、山の中でもできるだけ
普通の食事をしたい、と話してくれた。
アルファ米ではなく、生米を持参して炊き、
乾物をだしに料理を作っているという。

軽やかで、たくましくて
いいなあと思った。

 

それにしても
登山家には文章が上手な人が多い。

 

■『サバイバル登山家』
服部文祥 著(みすず書房)

『サバイバル登山家』書影

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さとまる

トラベルライター&エディター。
1965年生まれ、東京在住。
出版社勤務ののち独立して、Sawa-Sawaの屋号で旅行メディアの仕事をしています。

旅行はいつどこへ誰と行っても楽しく、弾丸よりも長く行きたい派。とくに東南アジアや沖縄の高温多湿な気候とボーダーレスな雰囲気が好きです。温泉&ビール付き日帰りハイキングもお気に入り。

2019年4月にブログをリニューアルしました。ときどき覗いてみてくださいね。
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