『メタボラ』桐野夏生
本ときどき映画
どなたかから回ってきて放置していた本。
久しぶりにツボにはまった〜。
いい年してニートの二人に共感するのは、
ふとしたはずみでニートになり得る
フリーランサー稼業だからか。
そんなに人ごとじゃないよなあ。
南国のゲストハウスの雰囲気もリアル。
いるいる、こういう人たち。
仕事も家庭もなく放浪してるくせに
唐突に政治を語り出しちゃう人とか(笑)
結末も含めて好き嫌いが分かれそうだけれど
貧困とは無縁の大人にこそ読んでほしい。
■『メタボラ』
桐野夏生 著(文春文庫)
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