『木暮荘物語』三浦しをん

本イメージ
本ときどき映画

小田急線世田谷代田駅から徒歩5分の
木造おんぼろアパートが舞台の連作。
「まほろ駅前…」みたいな話?
と思って読んでみたら、ちょっと違った。

『小暮荘物語』書影

軽く読めるのだけど、深い。
いろいろな境界線で生きる人たちが
「性」をモチーフに描かれていて、
死の匂いもぷんぷんする。

そういえば、三浦しをんさんて
こういう作風もあったなあ。
久しぶりにしみじみした。

 

■『木暮荘物語』
三浦しをん 著(祥伝社文庫)

『小暮荘物語』書影

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さとまる

トラベルライター&エディター。
1965年生まれ、東京在住。
出版社勤務ののち独立して、Sawa-Sawaの屋号で旅行メディアの仕事をしています。

旅行はいつどこへ誰と行っても楽しく、弾丸よりも長く行きたい派。とくに東南アジアや沖縄の高温多湿な気候とボーダーレスな雰囲気が好きです。温泉&ビール付き日帰りハイキングもお気に入り。

2019年4月にブログをリニューアルしました。ときどき覗いてみてくださいね。
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