梅雨の晴れ間の鎌倉

由比ヶ浜タイ村
国内旅行

先週、長〜い付き合いの友人たちと久しぶりに鎌倉で集合。目的は海の家でビール!なのだが、せっかく鎌倉まで行くので午前中から出かけた。案内人は数年前から鎌倉市民のMちゃん。

まずは鎌倉駅周辺のお店めぐり。「fabric camp」でインドのブロックプリント生地を探し(買う気まんまんで行ったのに気に入った柄がなくて残念)、「patrone(パトローネ)」で繊細なガラスの器やハンドメイドプリントのハンカチを眺める。patroneは素敵なセレクションの雑貨店で、Mちゃんがプロデュースする「Pecora」のアクセサリーも置いている。Pecoraのビーズのネックレス、涼しげで夏にぴったりーー。(と言いながら写真撮るの忘れました。)

 

お次はバスに乗って鎌倉山へ。前日まで肌寒い梅雨空だったのに、ぐんぐん気温が上がってきた。暑い! 雨上がりの緑が瑞々しく、道端のあじさいもいい感じ。

鎌倉山

郵便局の軒先にメダカがいた。のどかだなあ。

鎌倉山の郵便局

そして……攻撃的な蚊がぶんぶん飛んでいる。この時期の鎌倉は蚊よけと虫さされをお忘れなく。

 

Mちゃんに蚊よけスプレーを借りて、「草花屋 苔丸」に入店。草花の愛好家には「山野草」というジャンルがあるそうで、素朴な野の草花を寄せ植えしたりするという。お店に並んでいる山野草はみんな地味でかわいい。ハマる人の気持ちがわかるわかる。

 

さて、バス通りから住宅地へ入り、オープンしたばかりの「ink gallery」を目指す。先日、白金の洋服やさんで買い物をしたら、鎌倉山にギャラリーを開いたというので行ってみることにしたのだが……

鎌倉山

この道で合ってるのかいな……Googleマップの距離感がつかめず、ギャラリーの看板もないし、不安になったところでたどり着いた。

 

うわ!オシャレ!

ink gallery

鋭角的でモダンな母屋と、茶室のある離れの和室がギャラリーになっている。30年ぐらい空き家だったそうだ。庭から山と海が見える。

ink gallery

オープニングは木工作家の三谷龍二さんの個展で、木の器やカトラリーのほかに、鳥や船のオブジェや土器みたいな素朴な焼きものがあった。会期6日目にしてほぼ売約済み。まあ買えませんけどね……。静かで、初夏の日差しが爽やかで。いいなあ、ここ。

 

次の目的地はランチ場所の稲村ヶ崎。またGoogleマップを頼りに、高級そうな邸宅の数々を鑑賞しながら、海を目指して急な下り坂をそろそろと下り、経路検索どおり徒歩30分で「タベルナ ロンディーノ」に到着した。

 

久々のロンディーノ、おいしかったーー。小坪産のイワシのマリネに、

ロンディーノのイワシのマリネ

パスタは絶対コレ!とMちゃんが強力に推薦する魚介のフェットチーネに、

ロンディーノの魚介のフェットチーネ

仔羊の漁師風に、

ロンディーノの仔羊の漁師風

その他いろいろ。満腹! 満足!

 

ワインでいい感じに酔っ払い、Mちゃんのオシャレすぎる自宅から海を眺める。何なの、このロケーション!

むとちゃんち

 

日が傾いてきた頃、江ノ電に乗って由比ヶ浜の海の家へ。
わーい! タイ屋台だーー。夏だーーー。

由比ヶ浜タイ村

左に見える柵はなんと喫煙所。見せしめかい……。

 

由比ヶ浜タイ村

湿気で全身がベタベタするのも日本の夏らしく、みんなやたらとゴキゲンになって、鎌倉駅近くのバーで飲み直してから帰路に着いた。電車の乗り換えが複雑なので、途中で寝ないようにがんばりましたよーー。

 

 

鎌倉メモ

・鎌倉山のお店の最寄りバス停は、「草花屋 苔丸」が旭ヶ丘、「ink gallery」が若松。手前で降りてしまうと急坂を自力で登らなくてはならないので注意。
・GW〜初秋の鎌倉は、帽子(日傘)、サングラス、日焼け止め、蚊よけ、虫さされ薬が必須。水分もこまめに補給しよう。

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さとまる

トラベルライター&エディター。
1965年生まれ、東京在住。
出版社勤務ののち独立して、Sawa-Sawaの屋号で旅行メディアの仕事をしています。

旅行はいつどこへ誰と行っても楽しく、弾丸よりも長く行きたい派。とくに東南アジアや沖縄の高温多湿な気候とボーダーレスな雰囲気が好きです。温泉&ビール付き日帰りハイキングもお気に入り。

2019年4月にブログをリニューアルしました。ときどき覗いてみてくださいね。
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