不気味なのに平和な「ヒグチユウコ展 CIRCUS」
東京散歩
仕事が一段落して、天気もよかったので
世田谷文学館へチャリ散歩。
評判の「ヒグチユウコ展 CIRCUS」は
平日なのにけっこうな人出。
そして来館者の推定95%が女性!
熱心なファンが多いようだ。
私は熱心なファンというわけでは
ぜんぜんなかったのだけれど、
初めて原画を見て心を改めた。
原画の迫力がものすごい!
なんというか、吸い込まれそうなのだ。
ヒグチさんが描く想像上の生き物は
「カワイイ」という形容詞からはほど遠い。
よく見ると造形が不気味だし、
ある意味グロいともいえる。
でも、ヘビの手とタコの足を持つ猫が
魚や鳥を抱いている姿や、
少女がワニを好きになる物語や、
植物の根っ子と化している猫を、
ひとつひとつ眺めていくと
平和で幸せな気持ちになってくる。
不思議ーー。
いちばん気に入った作品は
展示会のタイトルでもある「CIRCUS」。
原画があまりにもよかったので
さんざん悩んだけれど、ポスターを買った。
ヒグチワールドに浸った後はカフェでまったり。
途中、芦花公園の桜も咲き始めていた。
都内の花見は来週かなあ。
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