不気味なのに平和な「ヒグチユウコ展 CIRCUS」

ヒグチユウコのポスター
東京散歩

仕事が一段落して、天気もよかったので
世田谷文学館へチャリ散歩。

 

評判の「ヒグチユウコ展 CIRCUS」は
平日なのにけっこうな人出。
そして来館者の推定95%が女性!
熱心なファンが多いようだ。

 

私は熱心なファンというわけでは
ぜんぜんなかったのだけれど、
初めて原画を見て心を改めた。

原画の迫力がものすごい!
なんというか、吸い込まれそうなのだ。

 

ヒグチさんが描く想像上の生き物は
「カワイイ」という形容詞からはほど遠い。
よく見ると造形が不気味だし、
ある意味グロいともいえる。

でも、ヘビの手とタコの足を持つ猫が
魚や鳥を抱いている姿や、
少女がワニを好きになる物語や、
植物の根っ子と化している猫を、
ひとつひとつ眺めていくと
平和で幸せな気持ちになってくる。

不思議ーー。

 

いちばん気に入った作品は
展示会のタイトルでもある「CIRCUS」。
原画があまりにもよかったので
さんざん悩んだけれど、ポスターを買った。

 

ヒグチワールドに浸った後はカフェでまったり。

 

途中、芦花公園の桜も咲き始めていた。

 

都内の花見は来週かなあ。

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さとまる

トラベルライター&エディター。
1965年生まれ、東京在住。
出版社勤務ののち独立して、Sawa-Sawaの屋号で旅行メディアの仕事をしています。

旅行はいつどこへ誰と行っても楽しく、弾丸よりも長く行きたい派。とくに東南アジアや沖縄の高温多湿な気候とボーダーレスな雰囲気が好きです。温泉&ビール付き日帰りハイキングもお気に入り。

2019年4月にブログをリニューアルしました。ときどき覗いてみてくださいね。
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