『青い壺』有吉佐和子
本ときどき映画
仕事で和歌山市とご縁があったので
有吉佐和子さんの小説を
読みたいと思っていたところ、
ちょうど本読み仲間から回ってきた。
青い壺をめぐる13話の連作短編集。
それぞれの登場人物がおかれた状況は
人生ラクじゃない、って感じなのだが
楽観的で、たくましく、救われる。
戦時中から戦後にかけての
暮らしぶりやものの考え方も興味深い。
私はとくに第七話が好き。
素敵だなあ、こういうの。
■『青い壺』
有吉佐和子 著(文春文庫)
この記事へのコメントはありません。