『青い壺』有吉佐和子

本イメージ
本ときどき映画

仕事で和歌山市とご縁があったので
有吉佐和子さんの小説を
読みたいと思っていたところ、
ちょうど本読み仲間から回ってきた。

青い壺をめぐる13話の連作短編集。
それぞれの登場人物がおかれた状況は
人生ラクじゃない、って感じなのだが
楽観的で、たくましく、救われる。

戦時中から戦後にかけての
暮らしぶりやものの考え方も興味深い。
私はとくに第七話が好き。
素敵だなあ、こういうの。

 

■『青い壺』
有吉佐和子 著(文春文庫)

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さとまる

トラベルライター&エディター。
1965年生まれ、東京在住。
出版社勤務ののち独立して、Sawa-Sawaの屋号で旅行メディアの仕事をしています。

旅行はいつどこへ誰と行っても楽しく、弾丸よりも長く行きたい派。とくに東南アジアや沖縄の高温多湿な気候とボーダーレスな雰囲気が好きです。温泉&ビール付き日帰りハイキングもお気に入り。

2019年4月にブログをリニューアルしました。ときどき覗いてみてくださいね。
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