『99%対1% アメリカ格差ウォーズ』町山智浩
本ときどき映画
資料探し中に書店の棚で見かけて、
そういえばアメリカってどうなってんのかな?
とふと思い、読んでみた。
「クーリエ・ジャポン」の連載をまとめたもので、
2009年のオバマ大統領就任から
大統領選挙を控えた2012年夏までに
アメリカの政治に起こったことが書かれている。
著者のまえがきによると、この4年間は
「オバマとティーパーティの戦い」。
これまで、ティーパーティ=増税に反対する人々
ぐらいの認識しかなかったので、
保守派のあまりのバカっぽさに、もうびっくりよ!
文庫の解説では「反知性主義」と説明されている。
誰がどんな考えを持っていてもいいと思うけれど
“考えない”という選択肢はいかがなものか。
日本の親しき友達、アメリカで何が起こっているか
ときどき確認しとかないと、と思いました。
■『99%対1% アメリカ格差ウォーズ』
町山智浩 著(講談社文庫)
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