『雪の鉄樹』遠田潤子
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「2016年度文庫ベストテン」
だそうです。
親の愛情を知らずに育った
孤独な青年が主人公で、
胸がふさがれる場面が多数。
読むほうもパワーがいる。
そして、この主人公の姿は
私が近しい人にどこか重なる。
と、あるシーンで気づいた。
私はずっとその人を
知ったつもりでいたけれど、
ぜんぜん理解していなかったと
つくづく思い知らされた。
ああ。まだまだだなあ。
■『雪の鉄樹』
遠田潤子 著(光文社文庫)
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