『母親ウエスタン』原田ひ香
本ときどき映画
起きぬけに手にとったら
ごはんも食べずに読んでしまった。
(怠惰な休日)
父子家庭を渡り歩く女性が主人公なのだが、
なぜそんな生き方をしているのかは
最後になって判明するため、
ちょっとしたミステリーとしても楽しめる。
それにしても、 女ってたくましいよなあと思う。
ともかく生きていく、という才能があるよなあ。
そんな女から生まれたすべての人間は
どうしたってマザコンになっちゃうのだ。
■『母親ウエスタン』
原田ひ香 著(光文社)
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