『街場のメディア論』内田樹

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本ときどき映画

5月の後半から、ほとんど電車にも乗らず
引きこもりの生活をしている。
もともとおうちにいるのが好きなので
これはこれで幸せなのですが。

この間、自分の仕事まわりに関する本を
あれこれと乱読していた。
メディア、編集、ライティング、その他。

なかでも読みごたえがあった一冊を
ただいま二度読み中。

著者が教えていた神戸女学院大学での
キャリア教育プログラムの講義を
収録、加筆したもので、
仕事、教育、医療、読書などなど
話は多岐にわたる。

 

最初は、デジタルメディアについて
30代〜40代の現場の人たちが書いた本を
勉強のためにと思って読んでいたの。

でも、何かしらヒントはあるものの
視点に深みがないというか、
お金を稼げればそれでいいのか、とか
マスコミ人の使命感はどこへ、とか。

 

ちなみに、ほかにおもしろかった本。
『小田嶋隆のコラム道』小田嶋隆
『池上彰の教養のススメ』池上彰(対談)
『街場の文体論』内田樹
『圏外編集者』都築響一(語り)
『池上彰・森達也のこれだけは知っておきたいマスコミの大問題』(対談)

やはりオジサマ方が長年の熟考の末に
語る言葉は味わいが違う。
グローバル経済みたいな横軸だけじゃなくて
思想や歴史観の縦軸がしっかりある。

おすすめ本があれば教えてくださいー。

 

■『街場のメディア論』
内田樹 著(光文社新書)

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さとまる

トラベルライター&エディター。
1965年生まれ、東京在住。
出版社勤務ののち独立して、Sawa-Sawaの屋号で旅行メディアの仕事をしています。

旅行はいつどこへ誰と行っても楽しく、弾丸よりも長く行きたい派。とくに東南アジアや沖縄の高温多湿な気候とボーダーレスな雰囲気が好きです。温泉&ビール付き日帰りハイキングもお気に入り。

2019年4月にブログをリニューアルしました。ときどき覗いてみてくださいね。
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