濃すぎるイベント「火焔×五輪」

火焔式土器
東京散歩

縄文研究の第一人者、小林達雄先生が
お話しされるイベントを見つけたので、
昨日、津田塾大学の千駄ヶ谷キャンパスへ
ふらっと行ってきた。

 

イベントのタイトルは「火焔×五輪」。
渡されたパンフレットによると
副題に「2020年東京オリンピック・
パラリンピックに向けて縄文文化発信」とある。
なんのこっちゃ??

 

エントランスでは6体の土器が
ガラスケースに展示されていた。
おお本物! かっこいい!

これは吉野屋遺跡(三条市)の火焔型土器。

 

イベントを主催する信濃川火焔街道連携協議会は
火焔型土器を聖火台にとアピール中で、
共催の津田塾大学は、千駄ヶ谷キャンパスが
東京オリパラのメイン会場に
いちばん近いキャンパスということで
学生によるプロジェクトが進行しているらしい。

火焔と五輪、なるほど。

 

それはさておき、大教室で開かれた
4時間にわたるイベントは内容が濃く、
面白くて席も立たずに聴き入った。

学生プロジェクト「梅五輪」のプレゼン、
小林達雄さんと土井善晴さんのトークショー、
チェロ奏者の斎藤孝太郎さんによるライブ、
津南町長と遺跡発掘のプロフェッショナルの
女性3名による「地域資源としての縄文」鼎談。

 

とくに感動したのがライブで、
縄文土器や土偶の文様を
五線紙に置き換えてチェロで演奏…
と、言葉ではぜんぜん伝わらないけれど
まあ素晴らしいライブだった。
ぜひCD化してほしい。

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さとまる

トラベルライター&エディター。
1965年生まれ、東京在住。
出版社勤務ののち独立して、Sawa-Sawaの屋号で旅行メディアの仕事をしています。

旅行はいつどこへ誰と行っても楽しく、弾丸よりも長く行きたい派。とくに東南アジアや沖縄の高温多湿な気候とボーダーレスな雰囲気が好きです。温泉&ビール付き日帰りハイキングもお気に入り。

2019年4月にブログをリニューアルしました。ときどき覗いてみてくださいね。
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