林芙美子の素敵なおうち
東京散歩
ちょっとした用があって
西武新宿線の中井駅で降りた。
で、駅の案内地図を眺めていたら
林芙美子記念館があったので
行ってみることにした。
うわーー素敵なおうち!
林芙美子が、亡くなるまでの10年を
家族と過ごし、執筆した家が
新宿区立の記念館になっている。
『放浪記』で人気作家になってから
土地を買って建てた家だそうで、
よく見ると細部まで凝っている。
最大のこだわりは風通しなんだって。
と、ちょうどいらした
ボランティアガイドさんが
説明してくださった。
庭が見晴らせる茶の間。
隠れ家のような書斎。
画家だった旦那様のアトリエ。
機能的な台所。
(奥に見えるのは茶の間)
部屋に置かれている
家具や日用品の多くは遺品だそう。
写真がボケボケですが…。
貧乏だった頃に住んでいた
尾道の家を見たことがあるからか、
この家は格段の出世という感じ。
47歳の若さで亡くなったのは
働き過ぎと酒の飲み過ぎ
(と、もろもろの不摂生?)だとか。
最後まで奔放な人だったんだなあ。
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