テルマエ・ロマエ(1〜6巻)/ヤマザキマリ

図書館で見つけた
ヤマザキマリさんのエッセイ
『テルマエ戦記』が面白かったので、
アマゾンでまとめ買い。

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1〜2巻は読んでいたけれど
後半は違う展開になるのね。
笑いました〜。

嘘つきアーニャの真っ赤な真実/米原万里

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ロシア語通訳だった米原万里さんは
1960年〜1964年、
9歳〜14歳の5年間を
チェコスロバキアのプラハにある
ソビエト学校に通った。

1968年の「プラハの春」、
1989年から始まる共産主義の崩壊、
1991年に勃発して泥沼化する
ユーゴスラビアの内戦。

社会主義諸国が激変するなか
少女時代の友人は無事なのだろうか?
と、彼女たちの安否を訪ねて
1996年に東欧をめぐった顛末が
3編のエッセイにまとめられている。

 

国も文化もまったく違う
バックグラウンドを持つ友人たちに
敬意を払い、理解しようとつとめる
米原さんの心の動きが伝わってくる。
誠実な人なのだなあと思う。

 

1989年といえば
テレビの報道に釘づけだった。

天安門事件、ルーマニア革命、
ベルリンの壁の崩壊、
ペレストロイカの失速。
オセロが裏返るみたいに
世界が変わっていくのを
目の当たりにした。

 

でも、ニュース映像は
ニュース映像にしか過ぎない。
当事者だったひとりひとりの
かけがえのない人生を、
米原さんの視点を通して
少しでも知ることができてよかった。

細雪(上・中・下)/谷崎潤一郎

仕事がヒマになったので
積ん読を下から順に読んでいる。

読書好きなら、10代、20代で
読むであろう『細雪』。

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私はこういった
いわゆる名作というものを
あまり読んでこなかったのだが…
『細雪』おもしろいーー!!

四姉妹の日々の生活を
ひたすら描いているだけなのに、
エンターテインメント小説でもあり、
何より美しい文章に惹き込まれる。

長編なのに飽きることなく
最後までずんずん読んだ。
久しぶりに満足した一冊。
(正確には文庫で三冊だけど)