恋歌/朝井まかて

『眩』をブログに上げたら
複数の友人が勧めてくれた本。

cover

 

恋愛小説でもあり。
歴史小説でもあり。

最初は空き時間に
ちょこちょこ読んでいたのだけれど、
そういう読み方はもったいない気がして
休みの日にじっくり読んだ。

 

水戸の話だったのかー。
しかも直木賞受賞作。

 

幕末の水戸藩は
尊皇攘夷の先鋒だったのに、
内紛と粛清を繰り返したせいで
維新後に活躍する人材が残らなかった。

その根底に貧しさがあった、
ということがひしひしと伝わってくる。

 

水戸藩の幕末は闇の歴史なのだな。
私(水戸出身)も学校では
ほとんど教わった記憶がない。
貧しかったとは聞いていたけれど…。

貧困は心を荒ませ、憎しみを生み、
次の世代へ連鎖していく。
尊皇攘夷の思想といい、
現代にも通じる話じゃない?

 

物語の舞台は実家の近所。
どの風景も頭の中で映像化できて
臨場感が倍増なのも
個人的なお得感。

小壺の親子とルイ・ヴィトン展

沖縄の読谷村にある北窯(きたがま)の陶工、
松田米司さんを追ったドキュメンタリー映画
「あめつちの日々」を観に行ったら
先着順ということで小壺をもらった。

この小さな壺は登り窯の中に入れて
焼き具合を確かめるためのもので、
数年前に北窯を取材した際に
ひとついただいたことがある。

北窯の小壺が親子になってうれしい。

 

もちろん、映画はとてもよかった。
土づくりから窯出しまで
やちむん(焼きもの)の工程が丁寧にたどられ、
沖縄の文化に根ざしたものづくりが
松田さんを通して伝わってくる。

東京での上映は今日が最終日だったので
たまたま監督のトークショーもあって、
実は仕事が進まなくて焦っているのだけれど
いいもの見たなあ、と大満足。

 

そして、サボリついでに
「旅するルイ・ヴィトン」展へ。
旅は船から始まって、
自動車、飛行機、列車と変遷するうちに
旅行カバンも変わっていったのね。

展示も気合が入っていて素晴らしく
(しかも無料!)
ヴィトン好きじゃなくても
旅好き、移動好き(私)には見ごたえ十分。

 

そんなこんなで一日が終わってしまったよ。
明日からがんばろう!  おう!

ラスト、コーション

ラスト=lastだと思いこんでたら、lustだった。
英和辞典を引くと「(過度の)性欲、肉欲」だって。過度!
アン・リー監督のファンで、トニー・レオンの大ファンなので、
ひいき目にみて、おもしろかった。
女なら無理もない。