嘘つきアーニャの真っ赤な真実/米原万里

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ロシア語通訳だった米原万里さんは
1960年〜1964年、
9歳〜14歳の5年間を
チェコスロバキアのプラハにある
ソビエト学校に通った。

1968年の「プラハの春」、
1989年から始まる共産主義の崩壊、
1991年に勃発して泥沼化する
ユーゴスラビアの内戦。

社会主義諸国が激変するなか
少女時代の友人は無事なのだろうか?
と、彼女たちの安否を訪ねて
1996年に東欧をめぐった顛末が
3編のエッセイにまとめられている。

 

国も文化もまったく違う
バックグラウンドを持つ友人たちに
敬意を払い、理解しようとつとめる
米原さんの心の動きが伝わってくる。
誠実な人なのだなあと思う。

 

1989年といえば
テレビの報道に釘づけだった。

天安門事件、ルーマニア革命、
ベルリンの壁の崩壊、
ペレストロイカの失速。
オセロが裏返るみたいに
世界が変わっていくのを
目の当たりにした。

 

でも、ニュース映像は
ニュース映像にしか過ぎない。
当事者だったひとりひとりの
かけがえのない人生を、
米原さんの視点を通して
少しでも知ることができてよかった。

東京見物

先週末、友人とその娘さんが
京都から遊びに来たので、
東京見物へ出かけた。

久しぶりに会ったら
娘さんが25歳になっていたよ。
あらまあ。

 

集合は朝8時半に築地本願寺。
料理人Mくんの買いものにくっついて
築地市場場内の魚エリアへ。
緊張するけど、おもしろいーー!!

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買いもの中のMくん。

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シイラ大きい!
舞鶴産だってー。

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遅めの朝ごはんは場内で海鮮丼。
メインはこの日オススメのかんぱち。

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水神社と波除神社にお参りしてから、

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勝鬨橋のたもとで隅田川を眺め、
場外をぶらぶら歩く。
しかし、すごい人だなあ。
外国にいるみたいだ。

 

浜離宮庭園まで歩いて
冷たい抹茶で一服。ふう。

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浜離宮から水上バスに乗って
ようやく冷房の中へ。

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水上バスは日の出桟橋経由で
浅草まで1時間ほど。

なんとなく惰性で
雷門、仲見世通り、浅草寺。

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東武鉄道に乗って
東京スカイツリー。

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地上350mの展望デッキ。
ほおーーー。

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さっきまでいた浅草がすぐ下に見える。

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さらに地上450mの展望回廊。
曇り空なので景色は真っ白で
目の前を雲が走っていく。

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浅草も雲の下。

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地上340mの足もと。

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夕方からは大手町で
友人の息子2人が出演する
ミュージカルを鑑賞して
(こっちが本来の目的)
長い一日の締めくくりは
ビールとワインとおいしい食事。

このへん、もう疲れているのか
写真ないし…。

 

翌日はコレド室町で
アートアクアリウムを観て、
東京見物終了。

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アートアクアリウム2017

 

行列に並ぶ時間のほうが
長かったような気がするけれど、
楽しかったなあ。
またおいでください。

細雪(上・中・下)/谷崎潤一郎

仕事がヒマになったので
積ん読を下から順に読んでいる。

読書好きなら、10代、20代で
読むであろう『細雪』。

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私はこういった
いわゆる名作というものを
あまり読んでこなかったのだが…
『細雪』おもしろいーー!!

四姉妹の日々の生活を
ひたすら描いているだけなのに、
エンターテインメント小説でもあり、
何より美しい文章に惹き込まれる。

長編なのに飽きることなく
最後までずんずん読んだ。
久しぶりに満足した一冊。
(正確には文庫で三冊だけど)