濃すぎるイベント「火焔×五輪」
2019-02-17 12:43
縄文研究の第一人者、小林達雄先生が
お話しされるイベントを見つけたので、
昨日、津田塾大学の千駄ヶ谷キャンパスへ
ふらっと行ってきた。
イベントのタイトルは「火焔×五輪」。
渡されたパンフレットによると
副題に「2020年東京オリンピック・
パラリンピックに向けて縄文文化発信」とある。
なんのこっちゃ??
エントランスでは6体の土器が
ガラスケースに展示されていた。
おお本物! かっこいい!
これは吉野屋遺跡(三条市)の火焔型土器。
イベントを主催する信濃川火焔街道連携協議会は
火焔型土器を聖火台にとアピール中で、
共催の津田塾大学は、千駄ヶ谷キャンパスが
東京オリパラのメイン会場に
いちばん近いキャンパスということで
学生によるプロジェクトが進行しているらしい。
火焔と五輪、なるほど。
それはさておき、大教室で開かれた
4時間にわたるイベントは内容が濃く、
面白くて席も立たずに聴き入った。
学生プロジェクト「梅五輪」のプレゼン、
小林達雄さんと土井善晴さんのトークショー、
チェロ奏者の斎藤孝太郎さんによるライブ、
津南町長と遺跡発掘のプロフェッショナルの
女性3名による「地域資源としての縄文」鼎談。
とくに感動したのがライブで、
縄文土器や土偶の文様を
五線紙に置き換えてチェロで演奏…
と、言葉ではぜんぜん伝わらないけれど
まあ素晴らしいライブだった。
ぜひCD化してほしい。