誰がアパレルを殺すのか/杉原淳一、染原睦美

近所の書店に涼みに行ったら
2カ所で平積みになっていた。
パラパラ読んでみて
おもしろそうなので購入。

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ここ数年、
めっきり服を買わなくなった。

セレクトショップや
古着屋で探すのは楽しいけれど、
服がほしいときに
そんな時間があるとは限らない。

駅ビルをぐるぐる歩いても
ショッピングモールを覗いても
同じような服ばかりで、
結局、買わずに帰ってくる。

 

勤め人じゃないから
それほど必要に迫られてないし、
ま、いっか、と放置していたのが
この本を読んで腑に落ちた。
そういう仕組みだったのか〜。

 

個人的に再認識したのは
ITは手段であるということ。
英語みたいなもんかな。

頭ではわかっていたつもりでも
多様な事例を読み比べると
なるほどそうか、
そうだよね、と納得。

 

著者は最後に、
「アパレル業界が内包する問題は
多くの日本企業に共通する」
と書いている。

はい、おっしゃる通りですね。

九十歳。何がめでたい/佐藤愛子

今年の上半期ベストセラー
総合第1位らしい。
このご時世に90万部!

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「娘と私の…」シリーズで
笑かしてもらった世代としては、
あのお嬢さんも55歳なのかあ、と
なかなか感慨深かった。

当時は「よく怒っている人」
というイメージが強くて、
それはいまも変わらないようだけれど
お説教ではぜんぜんない。

まなざしがしみじみとあたたかく、
ものごとの核心をついている。

苦楽を積み重ねてきた
お年寄りの話は聞くべきなのだな。
こういう本が多くの人に
読まれているのはうれしい。

蜜蜂と遠雷/恩田陸

こりゃ長いなーーと
半年ぐらい放置していたのを
読み始めたら、止まらず。
(といっても2日かかった。)

もっと早く読めばよかったよ…。

 

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演奏シーンがすごい。
言葉の選び方も
そのバリエーションも。

著者インタビューを
ちょこちょこ拾い読みすると
演奏シーンの描写には
相当に苦労したとのこと。

ですよねーー。
でも、そのおかげで
小説で音楽を楽しむことができる。

 

クラシック音楽にうとい私は
4人の主人公がコンクールで演奏する
プログラムから検索して
気になる曲を聴きながら読んだ。
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