知ろうとすること。/早野龍五、糸井重里

福島原発事故についての対談本。

早野さんは原発が専門ではない物理学者で、
事故の直後から、発表されるデータや
それをグラフ化したものを
事実として淡々とツイートし続け、
現在も福島の支援活動をされている。

あのとき、どのように行動すべきか
(東京から西のほうに避難するとか、
福島産の農産物を食べないとか)
私はまったくノーアイディアで、
混乱した結果、なにもしなかった。

いまも、福島の土地は汚染されていて
戻ってももう住めないんじゃないかと
根拠もないまま、なんとなく感じつつ、
適切な答えを見つけられていない。

そんなもやっとした思いに
本書はひとつの方向性を示してくれる。
見解やイデオロギーではなく、
蓄積されたデータが指標になるということだ。

糸井さんの話の引き出し方も素晴らしく、
対談形式なのでさらっと読みやすい。
新刊だけど新潮文庫で464円で買える。
近い将来に希望が持てる内容なのも救われる。

 

「ほぼ日」の対談はこちら。
早野龍五さんが照らしてくれた地図。

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